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先日お伝えした極小未熟児Charlotteちゃんの治療を巡る両親と医療サイドの裁判の判決が下りました。
Judge says baby Charlotte can be allowed to dieTimes online 7th October Doctors told to let Charlotte dieReuters(ロイター) 7th October 結果は両親側の敗訴。Charlotteちゃんは引き続き同病院にて最高の医療を提供されることは保証されているが、4度目の蘇生術を含む積極的な延命治療は彼女にとって苦痛以外の何ものでもないと言う医師の意見が認められ、必要なのはPalliative care(緩和ケア-末期患者とその家族へのケア)であり、来たるべき時には両親の腕の中で静かに息を引き取る方針を取るべきと述べた。 丁度この記事を書いていたらBBCでQuestion timeと言う政治家や、The Timesの代表者に一般公募の参加者が質問をぶつける討論番組で、Charlotteちゃんの判決についてどう思うか、と言う質問があがり、一人の女性政治家が 「とても難しい問題だけれども、裁判になったことで審判を下したのは 法廷であり、両親にとっては ”自分達で我が子の命の存続を止めた”と言う良心の呵責に 悩まされることはなく、 "自分たちに出来ることはすべてやったけれども、この子を救えなかった" と思えるのは、かえって両親の為には良かったんじゃないかと思う。」 と答えて、会場からは拍手があがった。 実は、私も、同じことを考えていた。なぜなら、両親の立場にしたら、11ヶ月も、450gしかなかった娘がようやく5キロにまでなるまでずっと見守って来たのに、今更諦めがつかないだろうと思っていたのだ。それでも医療者の立場から見るとCharlotteちゃんの置かれている状況は明白で、将来の見通しもない、これ以上の積極的治療は苦痛を長引かせるだけだと思うと、Palliative careの方針に賛同してしまう。 同じ番組の参加者で、 「子供はこの2人のものなんだし、両親が望む医療を提供するべき。」 と言った人がいた。 確かにこの娘はこの両親の子供だけれども、彼らの”もの”ではない。 子供には子供の人生がある。 彼女を苦痛の中に閉じ込める権利は、誰にも、ない。 だけれども… 子供が親よりも早く逝ってしまうのは、世の中で一番残酷なことだと思う。 自分がこの両親の立場に立った時、この事実に耐えられるかどうか、 自信は、ない。 それでも この判決を 私は 正しかったと 思う。
by KanaTachibana
| 2004-10-08 08:37
| Children
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