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つけっぱなしのテレビをふと見ると、"Super Nanny"と言う番組がやっていたので、そのまま何気に見ていた。初めから見ていなかったのでプロットをすべて理解できなかったかも知れないけれども、要するにBehaviour Problem、日本語に訳すと"行動障害"がある子供の家庭にSuper Nanny(ナニー=乳母、子守り。子供にとってのおばあちゃんの意味でもある。)が送りこまれ、両親にアドバイスをすると言うもの。
この家には14歳くらいの女の子と、9歳くらいの男の子もいるんだけど、一番下の3歳くらいの子がイワユル問題児。自分がやりたい様に行動し、言うなれば両親を自分の要求に合うようにコントロールしていると言うところ。そして要求が通らなければ、火が付いた様に泣きわめき、物を投げ飛ばし、父親の顔を平手打ちし、家中駆け回って最後には台所の棚の中に逃げ込む。"きかん坊"という言葉一つでは片付けられない状態。 この中でSuper Nannyが使ったテクニックはイワユル"反省椅子"ならぬ"反省階段"。悪いことをした時はその"反省階段"(家の中にある2階に上がる普通の階段。)に座らせ、どうしてそこに座らなきゃいけないのか、どんな悪いことをしたのかを子供に言い聞かせる。疳積が治まるまで家族のところには戻れない。先日紹介したWife Swapでも一方のお母さんが実は同じ様なテクニックを使っていた。(悪いことをしたら、反省として家族がゲームをしているのに参加できない、もしくは一人で部屋で反省するなど。)ちなみにその家の子供は2人とも7歳、9歳くらいの大きな子供だった。 …とこの番組を横目で見ながらweblogサ~フィンをしていたら、ものすごくタイムリーな記事を発見。旬のイギリスのlisalisa9さんの6日の記事。親が子供をたたく権利。先日英国の国会で、親に子供を叩く権利が法律上認められたと言うもの。 私個人の意見としては、子供を叩くことには反対です。私自身子供はいませんが、仕事上(小児科看護師ですので)多くの子供達と接して来ました。『自分の子供じゃないから…』と言われるかも知れませんが、今まで接して来た子供達を『悪いことをしたから』と言う理由で叩いたことは一度もありませんし、叩きたいと思ったこともありません。みんなが天使の様にかわいかったワケではなく、悪いことをしたからと言って叩く必要性を感じたことが一度もないからです。 長くなってしまったので、続きはまた明日。
by KanaTachibana
| 2004-07-08 08:21
| Children
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