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【エキブロ総合病院TB企画】 ハリーさんとタバコ
前回の続きです。 そう、前回までの話はあくまでも大人同士でのお話しです。子供は論外。 英国の小児病院に勤め始め、一番困惑するのが 『一服してきたいんだけど、ドア、開けて。』 (小児病棟は24時間ドアにロックが付いていて、 スタッフに頼まないと外に出れない。) と、喘息持ちでoverdose(要するに薬物自殺企図)で入院中の 14歳の女の子に言われた、とスタッフに相談すると 『いいわよ。ただし子供一人じゃダメ。貴方が付き添ってあげてね。』 と言われる時。 『14歳なんっすけどこの子…?』 と思うのですが、スタッフ曰く、14歳は自分で自分の身体について 判断を下して良い年齢だそうで。 喘息治療もしくは禁煙の為に入院してきているわけではないので、 禁煙指導はしないんだそうです。 しかしそもそも英国の喫煙可能年齢は法律上16歳以上。 看護学生の身で一度は付き添いましたが、 自分としては納得いかないので、二度と行きません。 そしてまた忘れられないのが、大学病院の乳児室に勤務していた時のこと。 乳児疾患と言うのはいろいろありますが、心臓疾患もかなり多く、 その時入院していた生後5ヶ月の南くんも、なにやら心臓に繋がっている 血管の位置がひっくり返っているんだったかなんだか…。 (かなり前の記憶なので、こんな説明でスミマセン…) 心臓病の子供特有のちょっとやせぎすの身体にでっかい瞳。 チアノーゼ(血中の酸素濃度の低下により皮膚・粘膜が濃い青紫色になること) の為青白い肌。皮膚はいつもぺたっと湿った感じ。 両親は20代前半の若いカップルとのこと。 その南くんの入浴介助の為にベビー服の入っているロッカーを開けると 『むっ!』と、必ず蒸せってしまうほど、タバコの匂いがするんです。 服にこれだけ匂いが染み付いているんだから、 家の中でどれだけの煙が吐き出されているのか、一目瞭然。 彼が心臓病を持って生まれたこと自体、 タバコが原因の可能性も高い中、 フクザツな心臓病手術の後に、この家庭環境に 彼が帰って行くことを考えると…。 タバコ、アルコール、麻薬、元々は睡眠薬であり、妊婦に制吐剤(吐気止め) として処方されたサリドマイド、風疹罹患、母親の糖尿病などは Teratogen(催奇形物質)と呼ばれ、妊婦自身、もしくは受動喫煙などで 妊婦が取りこむことにより、確実に胎児に影響を及ぼします。 また、子供の身体、特に脳と言うのは、20歳近くまで 時には猛スピードで、時にはもう止まったのかな?と言う早さで でも、確実に成長を続けています。 これらのTeratogenは子供の脳の成長を止め、 結果としてその子供は大人の考え方が出来ないまま、 年齢だけ大人へと成長してしまうそうです。 歩きタバコなどのマナー違反はもとより、 子供が周りにいる環境、そして妊婦さんがいる可能性がある環境では、 絶対禁煙を推進します。 妊婦さん、そして彼女の回りの家族の喫煙は厳禁です。 そして、未来の可能性のある10代の子供達の禁煙を 強く勧める今日この頃です。 (…まあ個人的な一番の理由は、 『たばこくさいKissが嫌い。』 と言う事は、タバコを吸わない相方には黙っておこう。^^) ☆☆☆☆☆☆☆☆【エキブロ総合病院TB企画】☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今週の話題: ハリーさんとタバコ (8/27まで) 企画元 エキブロ総合病院(http://www.exhospital.exblog.jp/) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
by KanaTachibana
| 2004-08-23 04:44
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