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風邪はだいぶ快復してまいりましたが、仕事のペースが遅いのか(←元々とろいんですけど・・・)、ただ単に忙しいだけなのか、英国の職場ではありえないくらい毎日残業です~。(T^T)
さて・・・。Barcelona4日目は、これまでも何度も名前が出てきていますが、かのGaudíのLife workであった、彼の作品の中でも最高傑作となるでだろう、しかしいまだ未完の世界遺産、El Temple Expiatori de la Sagrada Famíliaです。(expiatori=expiatory;贖罪(しょくざい)、罪の償いとなる、と言う意味だそうです。日本語では一般に"聖家族教会"と呼んでると思います。) 全体写真に興味のある方は、最近お仕事でBarcelonaに行かれたドイツ在住のBuBuさんのブログ"フェリエンログの裏側"でサグラダ・ファミリアが紹介されていますのでぜひこちらをご覧下さいw素敵ですよ~! とりあえず、Cafe Gaudíで朝ご飯でも食べながら、サグラダ・ファミリアについて少し・・・。 あまり知られていませんが、このあまりにも有名な教会の元々の設計者は実はGaudíではなく、Francisco de Villarと言う人物で、民間のカソリック団体により建設費はすべて寄付で賄われた、市民の為の教会というのが始まりです。彼は粗鋼(鉱山から採掘されたままの鉱石)を使ったネオ・ゴシック様式(18世紀後半から19世紀後半にかけて流行したゴシック様式の一つ)の全長85mの大建築物を目指していました。 1882年に施工。教会の土台と北側のapse(アプス。後陣。教会の奥の丸屋根の張り出し部分)の一部を手がけましたが、出資団体とVillarとの意見の対立で、1883年、この頃はまだ無名だったGaudíに、建設は引き継がれました。訪れる機会があったらぜひ、北側の建物と他を比べてみてください。北側にはネオ・ゴシック様式の建築が残っています。^^ 教会には立地、そしてどの部分から施工と言う順番が決まっているそうで、一番初めに施工するのは北の後陣。そして次がこちらが、Gaudí自らが手がけた、東のNativity façade-生誕の門です。 生誕の門はその名の如く、イエス・キリストの生誕を表しています。3つの扉はそれぞれfaith(信頼、信仰)、Hope(希望)、Charity(慈善)の象徴であり、丁度中央扉のその中央(上の写真に写っているのが中央扉。真ん中の、一番地面に近い彫刻に目を凝らしてみてください。^^)には、写真左のジーザスの誕生の彫刻が再現されています。大好きな門ですw 1926年6月、Gaudíは馬車に轢かれて悲運の死を遂げます。予定外の建設者の死、そしてこの後に起こったスペイン内戦によりに設計図のほとんどを失い、一時は建設続行が危ぶまれたSagrada Famíliaですが、石膏で作られた模型を何とか復元し、時代時代の多くの建築家の手により、現在も尚その建築が続行されています。 生誕の門に続いて施工されたのがこちら、西のPassion façade-受難の門です。 こちらは教会南側に張り出す、nave(ネーブ。身廊/しんろう。教会堂の一般会衆席のある部分)の一部です。自然を愛するGaudíのデザインらしく、柱はすべて木の幹を、天井は重なり合う葉を、そして自然光が入るように隙間(窓)がデザインされています。写真からも二階部分(コーラス隊が座る場所)が確認できます。私は約8年前にここを訪れたことがありますが、その時はこのnave部分はほとんどまだ建設途中で、屋根がありませんでした。建設の経過を目の当たりに出来るのは、とても貴重ですね。^^ 教会と言うのは十字架の形をしていますが、ここ、naveの先には正面玄関となる南のCelestial Glory("天上の門"もしくは"栄光の門"とでも言うんでしょうか?通称の日本語訳は知りません。ごめんなさい。)が建設される予定です。完成予想図は建設途中のこの教会内に設置されたミュージアムに写真と模型が飾られています。南の正面玄関というのは、すべてが完成した一番最後に施工されるそうです。^^ ちなみにこのミュージアムも以前はありませんでした。そして今回始めて気がついたんですが、Gaudíはなんとこの教会に眠っているんです。見学は出来ませんが彼自身が手がけた地下聖堂があり、ミュージアムのある場所からその一部を見ることが出来ます。 一番初めのNativity façadeの写真にも写っている塔ですが、これは完成の暁には鐘楼となります。この塔は全部で12本建設予定(東西南北の門に4つずつ)で、それぞれ12使徒の名前がついています。その内側にさらに立派な、これよりも高い塔が4本作られる予定で、これには各福音書の著者(Matthew、Mark、Luke、John)の名前が、そしてその更に真ん中、教会中央にはジーザスを表す170mの尖塔が建設される予定です。(その他に、それよりも少しだけ高さが低い、マリアの塔も建設予定です。)「神が作った物を超える物は作れない。」と言うGaudíの考えにより、このジーザスの尖塔はここBarcelonaで一番高い山(確か177mとかなんとか)よりも少しだけ低く設計されています。^^p 2ユーロほど払うと、エレベーターで途中まで連れて行ってもらえますが、Nativity façade側に階段があり、自力で上まで登れるようになっています。眺めはこちらの方が良いという噂。当然こちらを選択。しかしこの階段、前回来た時も思いましたが、真ん中に手すりも何もないので、非常に怖いんです。足を踏み外したら、真ん中から下まで落ちそう! しかし登るだけの価値はあります。^^ オタク講義にお付き合い頂き、ありがとうございました。至らない点もあったかと思いますが、そこはぜひ、実際に訪れて解消していただければと思いますw Sagrada Famíliaは今も尚、最初の意向を受け継ぎ、すべて寄付により建設費が賄われている、市民による、市民の為の教会です。入場料を支払うことで、貴方もこの聖家族教会の建設に一役買うことが出来ます。素敵だと思いませんか?^^ 完成予定はGaudí没後100周年の2026年を目指しているそうです。今からもう一度訪れるのを楽しみにしています。 ********************************************************** El Temple Expiatori de la Sagrada Família Plaça de la Sagrada Família Tel 93 207 30 31 Metro:Sagrada Família official website:www.sagradafamilia.org Open daily April-September 9am-20pm rest of the year 9am-18pm 入場料は8ユーロ(900円強)。ガイド付だとセットで11.5ユーロ(1300円強)。オーディオガイドもあります。私たちはガイドさんに説明してもらいましたが、なかなかわかりやすく、面白かったです。^^ ********************************************************** ちなみに文章中でチラッと登場したGaudíという名のカフェ。サグラダ・ファミリアの近くで偶然見つけたんですが、非常に良心的なお値段で、お味もグーでしたw私たちはサグラダ・ファミリア見学前に朝食(件昼食)を、そして相方の強い希望で見学後にまた戻ってホットチョコレートとチュロスを頂きました。ホットチョコレートは人生初というくらい濃厚なこってりチョコ。甘い物好きにはたまらないですよ、これ。(写真からもその濃厚さが伝わってます?)ショーケースに並んだタパスもとても美味しそうでした♪ Xamfrà GaudíTel 93 232 59 07 Carrer de Valecia,443 http://www.webdisseny.com/xamfragaudi/indexeng.htm
by KanaTachibana
| 2005-12-08 02:24
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